失敗初め
2017.01.07 Saturday
昨年、夏の2人展ですっかりお世話になった ギャラリーみずのそら での年賀状展に
最初で最後の参加。
これ用に遊んだ年賀状を送った。
久々にFRPはがきなるものをつくったのでかなりチープになってしまったが、
つくりはじめのころの遊び心を思い出しながら楽しませていただいた。
たくさんの作家が参加しているのでどうぞお出かけを。
「あのう、これ出したいんですけどぉ」と紙素材ではない規定重量オーバーの
年賀状に対する近所の昭和郵便局女性スタッフの対応はとても丁寧で、
正月三が日明けの繁忙期の窓口での渋滞には目もくれずやっかいな年賀状風
プラスチック板をどう送るかに没頭してくれてなんだか嬉しかった。
郵便局もなかなか捨てたもんじゃない。
おかげでめったに使うことのない30円切手:キタキツネ、5円切手:ニホンザルの
デザインがなかなかいいことを発見。
1円切手のこのおじさんはだれだろうと調べたら郵便制度の父と呼ばれる
前島密(ひそか)という人だった。
どうやら「切手」とか「葉書」の命名者のようだ。
一方、通常の年賀状は毎年出せたり出せなかったりで一貫性がなく、
今年も送ってくれた人にはかろうじてここ2、3日でなんとか送ったものの、
ちゃんと出さなくてはならない方々には逆に出せてないような…
年末年始もほぼ不休だったのでどうかお許しを。
本当はいちばんの楽しみどころなのだけど…
いちおう元日に鶏のオブジェを樹脂でつくってはみたのだが人面鳥みたいになってしまって
採用せず。
これが今年の「失敗」初め。
ついでに言うと今年の課題は失敗しないことではなく、
失敗してもくよくよしない心の鍛錬がそれ。