穴掘り4兄弟

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 先月アパートを出る際に200タイトル分の

 映画のビデオテープ(VHS)を泣く泣く捨てたけれど

 長年愛用した十何年前のDVD/VHS兼用再生デッキの

 DVDプレーヤーはとっくに壊れてしまったのに

 アナログおそるべし、

 VHSの方はまだ使えるので厳選して50本ほどは残した。

 ざくっと選別した中でいの一番にとっておいたのが

 ジャック・ベッケル監督のフランス映画『穴』。

 1960年の脱獄ものの傑作。

 

『大脱走』みたいに地面の土の中を掘るんじゃなくて

 こちらは要所を遮るコンクリの壁を

 道具ともいえない道具で

 ガン!ガン!ガン!とひたすら叩き、

 ガリ、ガリ、ガリっと削る「音」が耳に残る映画。

 20代半ばにこれを観たときは腕っぷしの弱い自分には

 こりゃ絶対無理だわと体力映画のような記憶だったが

 何年か前に久々に観なおしたら

 けっこうなドラマ要素がもりもりだった。

 この脱獄を企てる同じ監房の4人の男たちが

 みんないい顔してるんだ。

 ここに別の棟から来た若い囚人が加わって…

 

 前々回の展示前からずっとこのひとつが壊れたらアウト、

 という状態でがんばってくれていたミニルーターだけど

 昨日修理に出していた3人が帰ってきてくれた。

 もちろん電動なので腕っぷしには頼らなくてよい。

 ここからの追い込みに備えて。

 

 

 なんか三銃士とダルタニアンみたいだな。

 All For Love。

 アダムス、スチュワート、スティング。

 

 

 

 

 

 

 

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素材と向き合う

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 何度か経験した共同の仕事や展示をとおしてみるに

 金森正起さんの、

 金属という素材に向き合う姿勢を支えているのは

 基礎体力とそこに乗っかった意志の強さだと実感する。

 いずれも圧倒的に自分に欠けている資質なので

 ときに頼もしく、ときにうらやましい。

 

 昨秋より愛用している彼の琺瑯の片口を手に取る度に

 酒だけはおれのが強いな、と思うが、

 かといって屈強な性格かと言うと全然そんなことはなく

 むしろ積極的につっこみを入れたくなる

 おかしみと愛嬌をたたえた人間であり、その点では

 誰もが思う通り優しき変態、いや天才。

 

 そんな金森氏の個展、

 明日より名古屋のフィール アート ゼロにて始まります。

 今回の「実験」もまたおおいに楽しみ。

 

 

 自分はいまだちゃんと向き合えてすらいない。

 

 

 

 

 

 

 

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いかん、いかん。

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 いかん、いかん。

 本ブログをまめに更新する

 約10個くらいの理由のひとつに

「自分を動かすため」というのがあるのだが

 最近ちょっとそれを忘れがちだったと

 ふと気づく。

 

 楽しくなーれ。

 楽しくなーれ。

 仕事よ楽しくなーれ。

 えいっ!

 

 

 本日の更新、所要時間5分。

 

 

 

 

 

 

 

notes
秋深し

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 今月から居候生活が始まって

 多少なりとも人がましい生活を取り戻しつつある毎日。

 

 ここはもともと今は豊田のきとかの臼井夫妻が

 住んでいた場所で古くとも味のある家。

 ガス台は火力が強くフライパン片手に

 久々に男の料理意欲が湧く。

 たまに家主と食卓を囲むのもリズムができて悪くない。

 

 それにしても短期間とはいえ

 まさかここに住むことになるとは思わなかったが、

 雨降りの今朝は歩いてアトリエに出勤。

 なんてことない一本道だけど

 途中山崎川を横切りつつ見る景色が新鮮でいい。

 適度な環境の変化って大事かもしれない。

 

 去年の今ごろは堺の「灯しびとの集い」

 出展してたなあと新生活で活躍している

 道具たちを見ながらわがことのように

 週末の天気の心配をしてみる。

 そうそう、食卓といえば

 豊田のふくなりの工房展も今週まで。

 みんながんばってるなあ。

 こっちもがんばらねば、

 な週半ば。

 

 

 

 

 

 

 

notes
改訂版

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 時計(L)サイズと(S)サイズとのバランス的なもので

 前回9月の展示より時計(M)は

 ¥2,000値上げさせていただきました。

 その分と言ってはなんだけど、

 S→M→Lに比例するように枠も少し厚くするよう

 ひと手間加えました。

 

 今夏以前よりご注文くださっていたお客さまには

 この秋のはざまの制作で新仕様・旧値段で

 させていただきましたが、ここでひと区切り。

 以降¥18,000とさせていただきますので

 よろしくお願いします。

 尚、DMからお察しいただけるかと思いますが

 次回個展は時計の出品はありませんので

 よろしくお願いします。

 あるいはイレギュラーなものなら…

 

 いや、へたなことは言わないでおこう。

 

 

 

 

 

 

 

 

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新ルート

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 先日自転車通勤のために一昨年クロカワでの展示で

 買った石原真理さんの手編みの手袋を出したが

 名古屋は昨日も今日も暑いくらいだった。

 でもよく考えたら初代は自転車で転んで

 ズタボロにしてしまったので、

 やっぱり自転車用に使うのはやめておこう。

 新たな通勤ルートはアトリエに向かう途中まで

 一切ペダルを漕がなくてよいというくだり坂。

 こんなところで転んだらたいへんだし。

 

 今年の松本でお手伝いをしてくれた真理さん、

 昨日からエプロンの mitoさんとの展示が

 喫茶クロカワにて始まっております。(5日まで)

 

 

 すなわち帰りはひたすら上り坂。

 

 

 

 

 

 

 

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帰る場所

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 長年暮らした住まいを去るのに

 好き放題いじらしてくれた部屋を復旧したり、

 荷物を捨てたり整理したり、

 アトリエやしばらくやっかいになる居候先に

 振り分けて運んだりをしてたら

 結局なんだかんだと数日を費やしてしまい

 先週末からこっち

 仕事のことはほぼストップしてしまい、

 メール等も返信できずですいませんでした。

 本日より職場復帰しております。

 

 

 

 写真をやってる大脇さんの隣の部屋が

 空いていると聞きこの部屋を借りたのが12年前。 

 その何年か前までこの部屋は

 名古屋女子大の女の子が暮らしていたそう。

 いまどきシャワーもついてないアパートにと思ったが

 母娘2代にわたり名古屋女子大時代に

 ここに住んでいたそうで、

 大家さんである大脇さんのお父さんとお母さんが

 目の前に住んでらっしゃって

 安心だったのだろうなと推察する。

 

 大脇さんのお母さんは元気で明るい人で

 毎月家賃を持って行くと

 少しおしゃべりをして帰り際にいつも

 野菜やら食べ物をいただいた。

 個展もいちど見に来てくれたのだけど

 残念なことに6年前に亡くなられた。

 そのあとくらいだろうか

 お父さんが飲みに誘ってくれて息子抜きで

 二人して自転車をこいで近所の居酒屋へ行き

 ごちそうになったりしたこともあった。

 

 アパートを出る昨日、

 大脇さんが簡単な送迎会をひらいてくれて

 78歳になったお父さんとも何年かぶりに

 お酒を酌み交わすことができた。

「長いこと部屋を使ってくれてありがとう」

 と何度言われたかわからないけれど、

 こちらこそお世話になりっぱなしだった。

 いつも応援してくれて優しい言葉をかけてくれる

 大脇さんも心強いパートナーとともに

 いいスタートがきれるようにと願っております。

 ま、まだ近くにいるけどね。

 

 昨日はアトリエに泊まるつもりだったけど、

 ふいに寂しくなって居候先に帰ってしまった。

 

 ちゃんと帰る場所があるって大事だな。

 

 

 あっという間の11月。

 月始めの更新はまた明日。

 

 

 

 

 

 

 

notes
なかなかスムーズにいかない

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 あっと言う間のひと月。

 ここにきてようやく作業場(11号室)が片付いてきて

 7割がた正常に戻ってきた。

 これで10号室との行き来を減らせれば

 より機能的になってくるはず。

 あいにく大小あわせてまだ20件ほど仕事を

 残している状態で(修理のもの除く)

 あいかわらずスムーズにいかなくてすいません。

 リセットにはほど遠かったが

 この1か月はちゃんと睡眠だけは

 とるようにさせてもらった。

 あと2日ほどで住まいのこともひと段落するので

 遅ればせながらピッチをあげていく。

 

 昨年5月の松本以来だから

 ほんとうにほんとうにお待たせしている

 角テーブルスタンド。

 このタイプはこれでラスト。

 若干月をまたぐかもしれませんがもう少しで。

 確実に当時より仕様はよくなった。

 

 

 そういえば前回の個展のあと、

 疲れからどっと吹き出物がでて

 皮膚科に行ったら前の二人が

 ナカジマさんとナカノさんだった。

 4人連続だったら四天王ネタと絡めようと

 期待したが、僕のあとはハヤシさんだった。

 

 

 

 

 

 

 

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わが家の微被害

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 広島のみなさん、心中お察しします。

 DeNAはファーストステージで泥んこ試合を制し、

 ファイナルステージ緒戦で雨天コールド負けを

 喫してからの4連勝と、なんとなくこの秋の

 天気の悪さをいい方に味方につけたような

 気がするのだけど、監督の采配が当たったり

 筒香が徐々に調子を戻したり、若手が活躍したりと

 日本シリーズも楽しみな気がする。

 それにしてもまさかラミレスが監督する時代が

 くるとは思わなかったけど、中日も

 こういう面白い人材登用をしてくれないものかな。

 

 台風21号が過ぎ去ったあと

 今日3日ぶりにアパートに帰ってみたら

 ちょうどうちの部屋のドアの真上だけ

 FRPの波板の屋根が吹っ飛んでおりました。

 長年住んで最後の最後にこんなことになるなんて。

 江の島では今週末にセーリングの

 国際大会があるそうだが

 ニュースでこれまた真っ二つに割れたFRP製のヨットが

 映っておりましたな。

 とにかく22号はそれるなりなんなり

 してくれることを願います。

 

 

 

 

 

 

 

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 穴。

 

 長年住んだアパートの換気扇を掃除してたら

 のめり込んで壁付の本体まで外してしまった。

 四角く切り取られた穴からのぞく瑞穂区某町の

 雨の住宅街。

 

 後日この部屋を使用するであろう隣人に

 昔つくったタミゼオリジナルのシェードを

 残していこうと思う。

 

 思い起こせば十何年も前、当時麻布十番にあった

 タミゼに一緒に赴いた際、店主の吉田さんに自作の

 名刺ケースを見せるように即してくれて

 きっかけをつくってくれたのはこの隣人であった。

 

 翌年、古いガラスのアンティ−クのシェードを

 預かってそれをもとにFRPでシェードをつくった。

 現NHK大河ドラマに南渓和尚役で

 出演中の俳優さんの取り置きの品だということで、

 取扱いには冷や汗ものだった。

 シェード完成後、厳重に梱包し送り返したのものだ。

 

 そのK.Kさん。

 印象に残ってるのは高校生のとき。

 父親が土日に観ているテレビの競馬中継のCMの

 ひとり語り。

 28年前の当時38歳ということになる。

 渋い!

 かっこいい!

 今のJRAのCMが

 松坂桃李、柳楽優弥、高畑充希、土屋太凰。

 テーマ曲が木村カエラ。

 時代が変わったねえ。

 

 一見、奥行き十数センチの穴だけど、

 長くトンネルのようにつながる穴。

 

 

 そういえば当時のこのCM、

 故・森田芳光監督も出てたなあ。   

 

 

 

 

 

 

 

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