つくることばかりにとらわれていても

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 昨年の松本でお預かりした海外アンティークの

 スタンドにあわせたシェード制作の案件。

 シェードを挟み込む構造のため

 熱問題をどうしようかずっと悩んでいたのだが

 口金を海外用から国内用に変換するアダプタを

 取り寄せて今日早速試してみたところ、

 ワンクッション置くことで熱問題を

 クリアできてしまった。

 これにより使えるシェードに幅ができて

 先日別件でつくったシェードのサイズもかたちも

 ぴったりなのではないかという気がしてきた。

 お待たせしてしまったので春にはお届けしたい。

 

 また、別件でやはり同様の悩みから

 つくりなおしを考えていたがために

 かれこれ1年以上もお預かりしてしまっている

 カフェのペンダントシェードの修理案件も

 単純な方法で解決するのではないか。

 

 こうしてふとしたきっかけで棚上げしていた問題が

 ぱたぱたっと解決することはたまにあるが、

 つくり手だからといって何が何でもつくることで

 解決しようとしていたせいでかえって視野を

 狭くしていたかもしれない。

 

 適度なルーズさって大事なんだよな。

 そういうのってとても苦手なんだけど。

 

 

 

 

 

 

 

notes
冬越せば

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 気がつけば18日間家に帰っていなかった。

 

 寒さでどうしても樹脂の固まりが悪いので

 (けど急いで固めたくはない)

 夜の時間も有効に使おうとついついアトリエに

 泊まり込んでしまう。

 

 が、久々のまともな寝床はいいものだね。

 やはり。

 

 暖かくなってきたらしっかり流れに乗れるよう

 いろんな準備とケアを今のうちにしておこう。

 

 

 ところで今年は年賀状も寒中見舞いもついに

 出せずに終わりました。

 ごめんなさい。

 

 

 

 

 

 

 

notes
ブラッドムーン

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 先日の月蝕の晩はぶらっと銭湯までの道すがら

 行きかうひとたちが白い息を吐きながら

 寒空を見上げている光景が面白かった。

 かくゆう自分も川澄湯に着いたものの、

 赤くなっていく月を見上げて道を挟んだ歩道に

 立ってしばらくひたっておりました。

 が、思えば人ん家の前。

 家族で玄関先に出てみたら見知らぬおっさんが

 立っているのはさすがにゆっくり見られなくて

 迷惑だったかも、すいません。

 でも隣近所の人たちもみんな出てきたりと

 宇宙規模の自然現象の前では世界中が

 繋がってるんだなあとどことなく幸福な気持ちに

 なったりもした。

 

 最近こんなにぼけーっとしたことなかったなあと

 宇宙に想いを馳せながら

 のんびりと湯舟に浸かっていたのでずっと

 銭湯の天井を見上げていた。

 この天井も女湯と繋がってるのだ♨

 

 

 昨年9月の新潟でのランプたちにようやく着手。

 すでにお支払をいただいてるものなので慎重に、

 だけれど急ぎます。

 目の具合もだいぶよくなったので。

 一昨年の堺の特注分も忘れてません。

 

 

 

 

 

 

 

notes
アトリエ考

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 今月は序盤から身体のケアをしながらの制作になって

 しまいなかなか予定通りにいかなかったけれど、

 徐々に平常のペースに戻しつつあります。

 もっとも平常というのはここ2年過剰なペースで

 なんとか間に合わせてきた人間にとっては

 間に合わないペースなわけで、かといって

 過剰ペースに戻せばまたまた心身に負担を

 かけることになるのでそのあたりの折り合いを

 どうつけていくかが今後の課題。

 それにしても以前この仕事は

「手仕事」ならぬ「目仕事」と

 書いたようにわずかばかりの目の不具合が

 もたらす支障はなかなか大きいなと痛感した。

 人と会する席以外の禁酒も我ながらちゃんと

 続いていることだし、いろんな面で年齢を考えた

 取り組み方をしていくいい契機になっている気がする。

 

 ついでにあらためて今年、

 アトリエを移転すべきなのかどうなのかを

 もういちど考え直さねばならないと思った。

 というのも完全に今月やるべきことをほぼほぼ

 来月に持ち越すことになってしまった結果

 先々のスケジュールにもすでに支障をきたして

 きているから。

 

 いずれにせよ来年以降の新たな予定は

 当面入れていかないようにするつもりなので

 ギャラリーやお店関係のみなさまには

 勝手ながらなにとぞごご理解いただきたい次第です。

 どうかよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

notes
いまは寒いけど

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 昨日使った樹脂が今朝ちっとも固まっていない。

 くらい、名古屋も寒い。

 

 

 今年予定の初めての東北での個展。

 なかなか始動がスムーズにいかないこともあり

 どことなく及び腰だったけれど、

 ちゃんと現地に知った顔がいることを

 昨日は思い出させてくれて妙に元気が出る。

 人の縁とはありがたいものですなあ。

 本当に。

 

 

 本年の展示予定は2月の半ばころお知らせします。

 

 

 

 いつかバス停で拾っておいてよかった。

 

 

 

 

 

 

 

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ウディ・アレン小選挙

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 たぶんだけれど、20代半ばに

 ウディ・アレンの映画にドはまりしてなければ

 曲がりなりにも今こうして何かをつくることは

 していなかったろうと思う。

 という意味で「師匠」たるウディ・アレン監督作

 全48作(日本で公開済みの)から、まったくの好みで

 昨日失敗した型用の木材を再度東急ハンズで切り

 出してもらっている間にべスト10を選出してみた。

 半年後には変わってるかもしれないけれど。

 

 1位 『地球は女で回ってる』(1997)

 2位 『誘惑のアフロディーテ』(1996)

 3位 『ブロードウェイと銃弾』(1995)

 4位 『ブルー・ジャスミン』(2013)

 5位 『ハンナとその姉妹』(1986)

 6位 『アニー・ホール』(1977)

 7位 『それでも恋するバルセロナ』(2008)

 8位 『カメレオンマン』(1983)

 9位 『ラジオ・デイズ』(1987)

 10位『泥棒野郎』(1969)

 

 1位の『地球は女で回ってる』は

 リアルタイムで初めて劇場で観たウディ作品で

 なぜかこれを観て自分でも何か生み出せるのでは

 ないかという確信めいたものを持たせてくれた。

 後にウディ・アレン版フェリーニの

『81/2』(はっかにぶんのいち)だと気づくが、

『風立ちぬ』を観たときに、ああ同じくこれは

 宮崎駿版『81/2』だと思うとともにあらためて

 この映画を思い起こし、ウディ先生の偉大なる

 矮小さに感動した。

 ただし、新婚時にこれを嬉々として当時の奥さんに

 見せたところ

「これを好きだという人とうまくやっていく自信がない」

 と言われたのでもともと万人受けする確率の低い

 ウディ・アレン映画の中でもマニアックなこと必至。

 仲の良い夫婦やつき合いたてのカップルには

 けしてお薦めはしない。

 日本タイトルもいいしポスターがとくに好きで

 公開当時ビデオレンタル店でバイトしていて

 店内に貼ってあるこのポスターを欲しいと言ってきた

 お客さんの女の子に恋をしてしまったという

 若気の至り的なエピソードもある。

 

 まったく意図はしていなかったのだけど、

『誘惑のアフロディ―テ』でミラ・ソルヴィーノが、

『ブロードウェイと銃弾』でダイアン・ウィ―ストが、

『ブルー・ジャスミン』でケイト・ブランシェットが、

『ハンナとその姉妹』でマイケル・ケインと

 ダイアン・ウィ―ストが、

『それでも恋するバルセロナ』でペネロペ・クルスが、

『アニー・ホール』でダイアン・キートンが

 それぞれ主演男優、主演女優ならびに助演女優賞と

 アカデミー賞で俳優賞を受賞した全作品がきっちり

 入っているし『カメレオンマン』と『ラジオ・デイズ』

 は脚本賞を受賞してて『アニー・ホール』に至っては

 それプラス作品及び監督賞の計4部門受賞だから、

 1位以外は即興で選んだわりに

 我ながらけっこうまともなチョイスではないか。

 10位枠は正直何をあてこんでもよくて例えば

『マンハッタン』とか『マッチ・ポイント』とか

『ミッドナイト・イン・パリ』とか最近の

『カフェ・ソサエティ』とかもよかったし

 できれば15位くらいまであげたいくらいだけれど、

 このくらいにしておく。

 

 個々の作品についてはいつかまたあらためて

 内容とともに触れてみたいけど、

 なんかこれを書いてて原点のようなものを思い出したので、

 明日からまた気持ちを切りかえて仕事に励みたいと思う。

 82歳にしていまだ淡々と作品を生み出し続ける

 先生に失礼な気がしてきたから。

 

 

 

 

 

 

 

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アニーよ樹脂をとれ

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 本日までミッドランドシネマでやっていた

 午前10時の映画祭の『アニー・ホール』の

 上映をついに見逃してしまった。

 

 おまけに何日もかけてきた案件は

 先を急いで肝心なところでミスって

 ふりだしに戻るわでまったくいいことなし。

 正直ちょっと今は樹脂を触るのが怖い。

 

 という制作上は極めてリズムの悪い状態なので

 明日は時間があったら

 ウディ・アレンのことを書こう。

 そういえば友人からお薦めを聞かれていたし。

 

 

 

 

 

 

 

notes
風通し

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 ひと月遅れの大掃除。

 前半。

 昔は1週間がかりでやっていたのに

 できなくなって久しい。

 

 塞がった動線を取り戻し、

 見えない床を認識する。

 

 旧正月くらいには気持ちの新年を迎えたい。

 

 

 

 

 

 

 

notes
途中休場にならぬよう

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 例年なら何かしらの希望を持って

 無謀ながらもそれなりにこの1年

 ここをこうしようああしようというところから

 始めるのだけれど、昨年の、

 というかおそらくはここ2年ほどの疲労が

 心身ともにどっぷり出ている感じで

 なかなか思うように制作が進まずの年初め。

 明日締め切りのクラフトフェアまつもとの

 応募も直前諦めかけたくらいだから

 よろしくない。(ぎりぎり送りました)

 昨年怠ったメディカルチェックをしつつ

 なんとか態勢を立て直そうとしております。

 いろいろとご迷惑をおかけしておりますが

 よろしくお願いします。

 また年明けよりメール等、

 たくさんのお問い合わせいただいておりますが、

 まだまだ今年の流れが出来ないのに伴い

 お返事するのに時間がかかっております。

 ご容赦くださいませ。

 

 こんなときはついつい出不精になりがちでは

 あるけれど、「定例刺激」たる

 若松由香さんの展示だけはと名古屋のフェイバーへ。

 今年も由香さんの椅子敷きとここの家具と空間とで

 素敵な展示になっておりました。

 個人的には由香さんの展示は

 ここがいちばん好きかな。

 わたくし今回出遅れたので

 会期あと2日にはなってしまいましたが

 ぜひ。

 

 

 

 

 

 

 

notes
本年の制作終えます。

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 本日少しだけ手を動かしたものの

 掃除と片付けに移行。

 年内に作品を完成、お届けできなかったみなさま

 本当に申し訳ありません。

 年明け1月はしっかり時間をとっておりますので

 いましばらくお待ちくださいますよう

 何卒よろしくお願いします。

 

 またそれに伴い来年最初に予定しておりました

 関西での展示は延期させていただくこととなりました。

 毎回個展に足を運んでくださりつつも

 ちゃんとこちらの状況を酌んでくださり

 本当にありがたく思います。

 今回もそうでしたが

 あらためて自分にとっての個展というのは

 作家とギャラリーやお店とが一緒になって

 つくりあげていくものだなと実感します。

 再度仕切りなおして先々よりよい展示ができるよう

 がんばりたいと思います。

 

 来年の展示予定などはひと段落つき次第

 おってお知らせしたいと思います。

 

 今年も1年間ありがとうございました。

 みなさまもよいお年をお迎えください。

 

 

 

 

 

 

 

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