FRPのこと46 (サーフェイスマット3)

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 この秋の3連戦ですっかり使い果たした材料を

 発注してたら樹脂系だけであっという間に

 何十万と散財。

 来月は再度の引っ越しも予定していて

 いまのうちにどんどん仕事をしておかねば

 すぐにひもじくなりそうでこわい。

 でもアトリエはちっとも片付かないし、

 何より身体が休もう休もうとしたがって

 ちっともゆうことを聞いてくれない。

 来週にはちゃんと健康診断を受けに行こうと思う。

 

 ちょっと値は張るが

 サーフェイスマットを昔使っていた

 メーカーのものに変えてみた。

 ここのは縦横両方向に繊維が伸びるので

 曲面にも張りやすい。

 この秋の何度かの追い込みライニング時に

 サーフェイスが固いと意外と

 裂いたりほぐしたりするとき時間がかかって

 けっこうストレスだと感じたので。

 

 ストレスといえば口髭右側の不毛地帯、

 1センチほどの円形→平行四辺形と

 カタチを変えていたが先日皮膚科でもらった

 薬を塗っていたら、

 ほんの一部だけ毛が生えてきて

 ハート型みたいになってよけい恥ずかしい

 今日このごろ。

 

 そういえば、漫画『柔道部物語』の主人公、

 三五十五(さんご じゅうご)が劇中

 ストレスで眉毛が円形脱毛症になっていたのを

 昨日突然思い出した。

 あれは作者の小林まことの実体験なんだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

FRP
FRPのこと 44 (船)

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 先日訪れた石巻はFRPの宝庫で、石巻駅周辺には

 仮面ライダー、サイボーグ009をはじめ

 石ノ森章太郎のキャラクターたちが立ち並び、

 漁港にはもちろん船が。

 今回そちらには行っていないけれど、

 ちょうど在廊日に展示を見てくださった漁師さんは

 やはり、FRPのことをよくわかってらっしゃって、

 今日びの船大工はFRPもやれるとか、

 知り合いが一からFRPで自分で船をつくったとか、

 たまにこういう人と話ができるのはすごく楽しい。

 ちなみにこの方は電柱に登って津波の難を逃れたらしく

 なるほどお年のわりに無駄な肉のないいかにも

 俊敏な体力を持っていそうだった。

 

 そういえば船ではないけれどリオオリンピックのカヌーで

 日本人初の銅メダルを獲得した羽根田選手も

 海外での大会でカヌーが破損したとき用に

 最低限のFRP修復キットは持っていくようなことを

 テレビで話していたのを思い出した。

 

 

 朝、宿のすぐそばを流れる旧北上川沿いを散歩したら

 渡しであろう場所に半分沈んだボートが

 もの悲しげにうち捨てられていた。

 もちろんこれも内側をFRPで加工されている。

 

 いつか船をつくってみたいけど、

 実用のものなのかアートなものなのか

 そのイメージは茫漠としている。

 

 

 

 

 

 

 

FRP
FRPのこと43 (曲面は段取り命)

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 一体成型のものだと樹脂の硬化とのたたかいなので

 段取りが命。

 とりわけ曲面は事前にガラス繊維を切り分けて

 ほぐしておかないと張りながらでは相当たいへん。

 ましてや僕の場合クリアなので。

 それでも不測の事態は多々起こるものだが…

 

 本日午後から難易度の高いかたちにトライしてみる。

 これは技術的に吸収しておきたいことなので今やる。

 終わったら松本に専念。(明らかに遅いけど)

 うちのはどないなっとんねん?な方たちには

 いましばらくご迷惑おかけします。

 すいませんが。

 

 

 

 

 

 

 

FRP
FRPのこと42 (スチレンフリー)

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 通常ポリエステル樹脂に含まれている

 スチレンが発砲スチロールを溶かしてしまうので

 FRPを積層することはできないのだが

 スチロール用樹脂を塗布することで

 積層可能に。

 

 慣れた手法ではないので

 高額なスチロール型で本番に入る前に

 まずは小さな球体で実験。

 溶解、型抜き後の内部表面がどうなるかが鍵。

 

 

 松阪大輔が今日12年ぶりに勝った。

 

 

 

 

 

 

 

FRP
FRPのこと 41 (アナハイムの岩)

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 松本市美術館では開館15周年記念で

『草間彌生 ALL ABOUT MY LOVE 私の愛のすべて』

 を開催中だそう。

 あの方松本市のご出身なんですね、って

 毎年美術館の入り口のFRP製の作品を目にしながら

 あらためて知った。(御年89歳)

 実はちゃんとまとめて作品群を観たことがないし

 もちろんクラフトフェアの時期もまだやってるので

 準備万端(実績ないけど)前入りして

 ぜひ観に行きたい。

 

 エンゼルス大谷翔平くんが本拠地で

 センター方向に打った2号3号ホームランの

 ときに映るエンゼル・スタジアム(アナハイム)の

 あの噴水の出る人工岩はやっぱりFRPなんだろうな

 などとニュースを見つつ

 これからもいっぱい打って登場するといいなと

 思っていたらいやいやホームラン打たなくとも

 地元で投げれば試合中ずっと背後にあの岩が

 画面に映るのだ。

 シーズン始めのこの時期に野球が盛り上がると

 なんだかとても嬉しくなるのであった。

 

 中日の99番のあのお方にも

 まずはひとつ勝たせてあげたいのだが

 いかんせんチームが弱いからなあ。

 

 今日は某中野球部顧問の弟の誕生日。

 お互いいい歳になったものだ。

 

 

 

 

 

 

 

FRP
FRPのこと 40 (彫刻3)

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 媒体に載せてもらう際、肩書きをどうするか

 というときに「造形作家」としてくださいと

 お願いするのだけれど、

 以前どうしても英訳しなければならなかった際に

 先方が調べてくれて

「造形作家は sculptor です」

 ということだった。

 でも sculptor は 彫刻家 のことなのだ。

 

 一昨日東京での展示を終えた

 クロヌマタカトシさんが

 カミヤベーカリーに来てくださって

 福岡道雄さんの展示のことを教えてくれた。

 恥ずかしながらこれだけ

 FRPを使って作品をつくっている

 日本人の方をまったく存じ上げなかった。

 80歳越えの御大である。

 作品の中に同じくFRPを使う

 草間彌生のことがちょっと書いてあって最高だった。

 また解説文やキャプションにも

 しっかりと「FRP」と表記されていて

 とても嬉しかった。

 残念ながら大阪の国立国際美術館での展示は

 昨日が最終日。

 

 クロヌマさん、

 きっとわざわざ伝えに来てくださったんですね。

 次の2人展に繋げましょう。

 僕も sculptor らしいことをするつもりです。

 

 

 まずはカミヤベーカリー展示期間中

 今晩最後の徹夜になりそう。

 健全なパン屋さんでの展示なのに

 なぜか今月、睡眠は2日に1回という

 おそるべきルーティンになってしまった。

 これはこれで慣れてしまうからおそろしい。

 

 

 

 

 

 

 

FRP
FRPのこと39 (カーボンクロス)

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 映画『スパイダーマン ホームカミング』は面白かった。

 先んじてゲスト出演した

『シビル・ウォー /キャプテン・アメリカ』で、

 この新たなおしゃべり少年ピーター・パーカーは

 戦闘相手のフェルコンに向かって

「その翼カーボンファイバー?強度と柔軟性が絶妙だね」

 的なことを言ってくれちゃったりしたもんだから

 すぐに好きになった。

 (+マリサ・トメイがメイおばさんだなんてもろに加点材料)

 昔のトビー・マグワイアも嫌いじゃなかったけど

 こういう陽のスパイダーマンはずっと観たかった。

 45歳、アメコミネタ。

 

 長年とりくんでいる大ぶりの箱形のとあるものに

 使用できないかと試しに

 カーボン(炭素繊維)クロスを使ってみている。

 最近ちょっと、ただのカーボン憧れというのもある。

 

 

 

 

 

 

 

FRP
FRPのこと38 (ガラスマット3)

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 僕はだいたいガラスマットの#300を使用。

 1屬△燭300gにした厚みということ。

 自分のつくるものに対してはこれが

 いちばん適していると思うのだけど

 防水や防蝕工事なんかだとある程度の厚みを

 出さなくてはいけないので#380とか#450とかを

 使ったりする。

 じぶんは成型屋さんの勤務経験がないんで

 わからないのだけど立体物をつくるには

 このくらいがやりやすいのではないかな。

 僕の場合はさらにクリアにする(繊維を極力消す)のと

 かたちにするのとの両立を目指すのが前提に

 なっているので。

 

 でもこれ燃やせないんです。

 ついでに樹脂(ポリエステル)も。

 だからFRPはリサイクルが難しい。

 実は近所の幼稚園が移転したあとに、

 ずっとFRP製の園児用の移動式プールを

 裁断した残骸がずっと放置してある。

 こうなってしまうととても心苦しい。

 モノや素材を選ぶうえで

 考える糧にしてください。

 つくる側としてもそういうことも

 こころにとどめ置きながらつくってると

 あんまり効率を求めてポンポンつくれる

 ようなものはつくりたくないわけです。

 ごめんなさいね。

 

 だからたくさんつくっているようなもの

 でも1個1個に一喜一憂してしまう。

 またそういう時間を共有しつつ

 つくりあげる素材でもあるのであるいは

 瞬発力のない自分には合っているのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

FRP
FRPのこと37 (CFRP)

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 これも先日のクラフトフェアまつもとでのこと。

 お父さんと会場をまわっていた鉄道好きの高1の男の子が

 僕の素材を尋ねてきて、FRPだとわかると目を輝かせて

 カーボンファイバー(CFRP)※についての博学な知識と、

 それが車体に使われている鉄道や、機体に使われている

 ボーイングの型番などをいろいろと教えて聞かせてくれたので、

 ちょうどそのとき居合わせたみんなでにやにやしてしまった。

 こういうのがあるからクラフトフェアはやめられない。

 

 そんな余韻の冷めやらぬ先日、湯浅夫妻の友人で

 近江で合流した岡山の建設機械の会社タグチ工業

 田口詠子さんに紹介がてら見せていただいた

 フリーペーパー(社内報?)をさっと開いたら偶然にも

 おお!CFRP!

 なんでもJAXA(宇宙航空研究開発機構)と共同開発で

 油圧ショベルの軽量化に取り組んで

 CFRP製のアタッチメントを使った(黒い部分)

 アームを完成させ軽量化に成功したんだとか。

 すごいねえ。

 宇宙での使用を視野に入れて

 建機をつくっているなんてなんと広がりのある話なんだろう。

 ほかにも面白いもの(スーパーガジラとか)を

 いっぱいつくっていて、

 僕らが知らない世の中の役に立ってる工業系の会社って

 いろいろあるんだなあとつくづく感心してしまった。

 この「ガジラ通信」もとても面白い。

 

 そういえば松本で会った高1の彼は『STAR WARS』の

 手拭いを頭に巻いてたっけ。

 

 

 と、この記事を書いていたら、

 インドの18歳の少年が世界最軽量の人工衛星を

 開発したというニュースが。

 もしや、と思ったら、やはり炭素繊維を使っておりました。

 

 

 

 ※ CFRP(炭素繊維強化プラスチック)

     いわゆるカーボンファイバー。

   ちなみに僕のはこれと識別する意味では

     GFRP(ガラス繊維強化プラスチック)

     いわゆるグラスファイバー、ということになります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

FRP
FRPのこと 36 (刷毛)

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 刷毛(はけ)。

 僕のつくるものの大半はローラーを使うまでの

 大きさではないのでこれがある意味生命線。

 

 使用後はアセトンに漬け込んでおくし、硬化時は熱も持つので

 化繊ではなく、動物の毛のものがよい。

 太いのはたぶん豚毛。

 樹脂を塗布しながら脱泡もしていくので適度な腰の強さは大事。

 1本350円くらいするが、これを一回使っただけで

 うっかり固めてしまった日には涙ものである。

 夏は要注意。

 

 一方、仕上げ塗りには普通に

 タミヤのモデリングブラッシュ(右下)を使っている。

 

 

 お出かけの本日は日曜らしい日曜だったのだが、

 結局その前に早朝よりひと仕事やり終える。

 

 

 

 

 

 

 

FRP
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