穴掘り4兄弟

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 先月アパートを出る際に200タイトル分の

 映画のビデオテープ(VHS)を泣く泣く捨てたけれど

 長年愛用した十何年前のDVD/VHS兼用再生デッキの

 DVDプレーヤーはとっくに壊れてしまったのに

 アナログおそるべし、

 VHSの方はまだ使えるので厳選して50本ほどは残した。

 ざくっと選別した中でいの一番にとっておいたのが

 ジャック・ベッケル監督のフランス映画『穴』。

 1960年の脱獄ものの傑作。

 

『大脱走』みたいに地面の土の中を掘るんじゃなくて

 こちらは要所を遮るコンクリの壁を

 道具ともいえない道具で

 ガン!ガン!ガン!とひたすら叩き、

 ガリ、ガリ、ガリっと削る「音」が耳に残る映画。

 20代半ばにこれを観たときは腕っぷしの弱い自分には

 こりゃ絶対無理だわと体力映画のような記憶だったが

 何年か前に久々に観なおしたら

 けっこうなドラマ要素がもりもりだった。

 この脱獄を企てる同じ監房の4人の男たちが

 みんないい顔してるんだ。

 ここに別の棟から来た若い囚人が加わって…

 

 前々回の展示前からずっとこのひとつが壊れたらアウト、

 という状態でがんばってくれていたミニルーターだけど

 昨日修理に出していた3人が帰ってきてくれた。

 もちろん電動なので腕っぷしには頼らなくてよい。

 ここからの追い込みに備えて。

 

 

 なんか三銃士とダルタニアンみたいだな。

 All For Love。

 アダムス、スチュワート、スティング。

 

 

 

 

 

 

 

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