群言堂・根々

 こちらも看板のお仕事。
 
 23日にオープンした  群言堂・根々  阪急うめだ店の看板。
 
 百貨店内の店舗ということで表面の仕上げも普段と変えつつ、
 チーク材の木枠と合わせて制作させていただきました。







 
around works
テーブルマット


 昨年4月の個展で久しぶりに少しだけつくったテーブルマット。
 新潟の tetote さんでお茶を出す際に使っていただく用に、
 何枚かまとめて制作させていただきました。(非売です)

 以前より名古屋のコーヒーカジタで使っていただいているものから
 両端の部分を少し改良したバージョンで。








 
around works
nokos

 愛知県、常滑の K&A SO-CO にてカフェをプロデュ―スしている ケーキとおやつ のこ さん。
 彼女の小さな淡いグレーの看板をつくらせていただいたのは昨年の夏でしたが、
 ようやく使われている様子を見に行くことができました。

 裏が鉄板になっていてマグネット式の受けに対して、取り外しが可能。
 普段は店内の柱に、イベントの際にはスタンドタイプに。
 という仕組みにしたことを、すっかり忘れてしまっていたけれど、
 拙いながらも工夫してつくったなと、少しほっとしたりも…

 僕のつくるもの全般に言えることだけれど、とても実用的とは言い難いものが多いので
 その半分は、使ってくださる方たちのセンスや遊び心や、あるいは思い入れのようなものに
 ずいぶんと助けられているのだなとあらためて思いました。
 
 ロゴは名古屋のデザイナー、溝田尚子さん。
 イラストは作家のカキノジンさん。



 追記:のこさん、ノコスアレタージュ として2015年名古屋に移転されました。



 
around works
FRPのこと 5 (ボブスレー)

 冬ネタついでに冬季オリンピックにみるFRPについて。
 ボブスレーのそりのカバー部分はまさしくFRP製。
 時速130キロ以上で滑走してスピードを競うため、
 おそらくガラス繊維より強度の強いカーボン(炭素繊維)でしょう。

 基本、ウィンタースポーツは苦手なので詳しくは知りませんが、
 スキーの板や、スノーボードにも部分的に使われているはずです。

 葛西は本当によかった。(同い年なんで素直に感動)
 





 
FRP
西へ
DSCF7628 (480x640).jpg
 週末は今秋の展示の打ち合わせのために海をわたって西へ…
 雪景色の四国某所。
 夜行バスを利用したおかげで交通に支障をきたす前に無事到着。
 午後からの打ち合わせまでの時間も、バスで一緒になった作家の J さんがいてくれたおかげで
 寒さを忘れ、早朝から男子ふたりで楽しく現地の散策にあけくれました。
DSCF7632 (480x640).jpg
 本来、ここは海が一望できる展望台。

 午後からの本下見、夜の打ち合わせとも中身の濃い一日でした。
 この件については、またおいおいお知らせします。

 昨晩名古屋に戻りました。
 メール等いただいていた分も、2、3日のあいだに必ず返信しますので
 もうしばらくお待ちください。





  
 
 
notes
コンシェード・ショート


 コンシェード・ショート

 春以降にそなえてひとつペンダントシェードのバリエーションを増やそうと考えていたのだけど、
 原型をつくって、シリコン型をつくって、という行程を思うとちょっと足踏みをしていた。

 そしたら、ちょうど新しくお家を建てられているお客さまで、
 ずいぶん迷われたすえの要望がまさにそれでとてもびっくりしました。
 おかけで背中をおされるかたちで制作できました。

 



 

pendant shade
雪、余談
みぞれ2.JPG
 一昨日は各地で記録的な大雪になったようですね。
 幸いこちらは何事もなく済みましたが、雪に慣れない地域ではほんとに右往左往します。
 今の仕事を始める前までは100%現地施工のFRPの現場仕事をしていたので、
 冬の北海道、山形、宮城も出張でよく行ったけど、その都度ホームセンターに行っては
 雪かきや防寒グッズをあわてて買い込んだものでした。
 (そして、寒さで樹脂が固まらなくて泣かされていた)
 
 20代半ばのころ、今思うと笑えるけれど、映画の脚本(のようなもの)を書こうと思い立って、
 ひとり静かな環境でと、当時仙台の大学に通っていた弟が冬休みに実家に帰るのと交代で
 彼のアパートに一週間ほど滞在しようとした。
 当地に着くなり大雪で、しかもどこにあるのかわからないガスの元栓を律儀に閉めて
 いってくれているもんだから、凍えながら最初の一晩を過ごしたのを思い出した。
 おかげで3、4日で根をあげて帰ってしまい、加えていまだにこの程度の文章力だから、
 今に至るとも言えなくもないのだけど。
 元栓は、たっぷり積もった雪の下にあった。

 まったくの 余談です。

 写真は昨春の新潟。
 桜が咲いてるのにみぞれ混じりの雪。
 こんなのも初体験。


  
 
notes
みぞれ
みぞれ.jpg
 今日は名古屋も午前中雪が降ったけど、あとはみぞれ混じり。
 仕事がたまっているので、夜のうちに積もるといけないと思って昨日の晩から
 アトリエに寝袋で泊りこんでいたのだけど、こちらは全然大丈夫でした。

 先回、樹脂がゆっくり固まるので、寒い方がいいようなことを書いたけど、
 温度が低すぎてもなかなか樹脂が硬化してくれない。
 まあ、暖房でそれは補うとして(灯油が高くて困るが…)
 それでも自分の作品はクリアのものが多いので、やはり湿気のない冬が一番ありがたいかなあ。
 これで日が長ければいうことないのだけど。
 
 あれこれと理想の制作環境について考えを巡らせるこのごろ。

 

 
notes
余寒と板
板もの.JPG
また一気に冷え込んできましたね。

立春のあともなお残る寒さのことを「余寒」と言うらしい。
これを予感したわけではないが、うまいこと板モノの制作に当たってくれて助かった。
ある程度の厚みを出したいので、何層か繊維を重ねるわけだが、
その分、硬化時の発熱が多くなり、反りの原因となる。
だからゆっくりゆっくり固まってほしい。
夏場ではイチコロである。
この気温の低さと、乾燥が最適。

寒さはこたえるけれど、たまにはこういうことが起こってくれないとね。

でも、体調管理には十分気をつけましょう。



 
making
2月
 イエロー&グレーボックス-(4.jpg
 少しずつですが日が昇るのが早まってきましたね。
 朝型の自分にとっては早い時間から樹脂の作業ができるので、とてもありがたい。

 2月もとくに展示等のお知らせはありませんが、先月に続き諸々の制作を継続中です。
 また、今月は打ち合わせなどでの移動も多くなりそうなので、
 引き続き作品をお待ちいただいているみなさんにはたいへんご迷惑おかけしますが
 いましばらくのご猶予のほど、よろしくお願いします。

 また、来月には参加予定の企画展があるので、そちらの準備もそろそろ。
 詳細はまたご案内します。
 



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