お世話になりました。
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 名刺ケースの制作ようやく終了。
 これで、ちょうど10年。
 ほんとに終わりました。
 あとはこの最後の分、送り出すだけ。
 長い間、お世話になりました。


 今後も修理はお受けします。





 
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負けじとつくらねば
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 昨年、母親にプレゼントしたら大いに喜ばれた手織りの椅子敷き。

 若松由香さんとは、そういえば昨秋も展示の時期が被っていて、
 新潟での個展の在店を終え、名古屋に帰って駆けつけた展示が彼女の初個展だった。
 その仕事はもちろんのこと名古屋のフェイバーでの展示がすばらしく、
 自分の中で昨年の「見といてよかった展示」の3本の指に入ったくらいよかった。
 いつの間にか作家になった妹分の、
 個展デビューを感慨深げに見に行ったらガツンとやられてしまった感じだった。

 今年は岐阜の STEN PORT で僕より3日先んじて始まります。
 年に何回も展示ができないのは同じ。
 今頃最後の追い込みなんだろうなあと、負けじとこちらも夜なべした。





 
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10号室(補足)
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 アトリエのあるこの桜見荘、昔は社員寮として使われていたようで、
 この10号室には、大家さんご夫婦が生活されていたと以前お聞きした。
 だいたい4畳半がふた間と台所のみ(今は水道がきていない)のコンパクトな部屋。
 僕にはこの間取りが狭いなりにも落ち着くのだけど、
 さてさて、展示の際は、どう使おうか、悩み中である。
 いや、いまだ制作に追われて、まだ悩めてすらいないか…
 今回はとにかく「やってみる」のが主題。
 けど、広い工房をお持ちの方が本当に羨ましい。

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 あ、そうそう、靴も脱いでもらわなくてはなりませんので、ご注意を。 
 




 
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雨の日は研削作業
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 昨日まではほんとうにいい天気で、
 作業部屋に籠っての制作から逃げ出してピクニック(さぼりの象徴としての)
 にでも行きたかったけれど、なんとか踏みとどまった制作漬けの3連休。
 本日は雨の火曜日。
 湿度も高く、張り込み作業にはこんな日は不向きなので、ひたすら削り。

 天日干しのためにベランダに出し、しまいそびれていたシャーレにも雨がたまっていた。
 なんとなく今回はこれも内側を防水処理仕様にしてみた。
 といっても3個しかできなかったのだけど。

「僕らいなかったらどうするつもりだったんですか?」とは、
 3連ちゃんでサポートに来てくれたKくん談。
 まったくおっしゃるとおりである。
 これまで、よそでさせていただいた展示では数多くの迷惑をかけた「前科」があるので、
 いろんな意味での状況改善が済むまではしばらくもう個展はしないつもりなのだが、
 自分の場所でとはいえ、今回なんとかやれる(やれそうな、いや、やらんとまずいか)のは
 もう、ひとえにみなさんのおかげです。
 ほんとに。





 
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10号室 (ここ)

 アトリエのあるこの桜見荘。
 竣工が1957年とあるので、築57年ほどになる。
 とりわけ雰囲気のある建物でもないし、実際の色は地味。 
 昔はいい感じで生い茂っていた蔦も何年か前に刈られてしまって、
 以来なんだか余計に寂しくなったのは残念だ。
 でも、ちょっとした偶然からこの場所を使わせてもらえて、
 ずっと応援をしていただけて、あらためて大家さん母娘にはほんとうに感謝である。
 もう少しだけお世話になります。
 
 というわけで、アトリエ展、建物2Fの10号室です。
 くどいですけど、本当にせまい場所ですのでどうかご容赦を。





 
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リンゴ リンゴ リンゴ
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 人生武者修行中のKくんが貴重な3連休の初日をあててお手伝いに来てくれた昨日、
 最近はなかなか気が利くようになってきて、林檎を差し入れに持ってきてくれた。
 いい色だなあとなにげに棚の上に置いておいた。
 そしたら今度はコーヒーカジタから林檎のDMが届いていたので、
 またなにげに同じ棚の上に置いたら、もともとそこには
 クロヌマさんの林檎が飾ってあったことにようやく気づいて
 その並びにまたまた「おお」となった。
 ちょっと根を詰めてるときだったので、すっと肩の力が抜けた。
 
 リンゴ・スターはやりすぎた。





 
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10号室
アトリエ展VOL.1 別バージョン.jpg
 今回、10年前と同じ部屋番号の札を撮ったこちらの案も捨てがたくって、
 DM、2バージョン作成しております。
 近隣のお店等にはおもにこちらのバージョンを置かせていただいております。
 どうぞよろしくお願いします。

 今回、こちら10号室での展示になるかと思います。
 ほんとにせまい場所ですのでご容赦を。
 制作もどんどん遅れております。
 気が向いたらお越しください。





 
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ここにきてそれに
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「もうやりきったー」なんてとても言えないのは、
 もう10年以上やり続けて、何万回とやってきたはずの板の制作(これはバケツの底用)
 の、おそらくこうすれば失敗を少なくすることができるのではないか、
 という方法を昨日思いついてしまったからだ。
 
 きっかけは先週臨時で手伝ってくれた助手さんたちがかなり出来る2人だったので、
 試しに FRP の張り込み作業をさせてみたことによる。
 時間もなかったし、いきなり経験させるという無茶なやり方だったけど、
 これまで自分がなんとなくやってきたひとつの作業をかみ砕いてふたつに分けて教えてみた。
 
 そしたら昨日、あらためて自分でその作業にさしかかったところ、
 一度解体したそのふたつの作業を、今までとは違うやり方で
 あらためて身体が再構築してひとまとめにしてやってしまっていたので驚いた。
 これまでより1.5倍の手間はかかるけど、失敗の数が半減するんじゃないかな。
 失敗は「時間+材料費+処分代」になるので、これは大きい。
 時間をかけてもより丁寧につくっていくのは結局はこの先の指針でもあるので。

 ひとりでやってると「こういうもんだ」という決めつけに陥りやすい。
 おまけに長くやってると凝り固まってくる。
 いつも柔軟でありたいですね。

 制作は相変わらず進んでないし、
 2、3日前から少々風邪気味だったのだけど、嬉しくてちょっとふっとんだ。





 
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vol.1 と vol.2
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 名刺ケースのボタンの加工も今回で最後。
 でも FRP のかたまりから削りだしていくこの手法は今後の作品に大いにもちいていくと思う。

 今回の vol.1の内容について補足しておくと、
 仮に今年もこないだの「灯しびと」に出展していたら、くらいのラインナップになると思います。
 これまでの延長線上で。
 それをアトリエの場所を使って展示します、ってくらいになるかと。
 
 で、今回つくる多くのものにひとまず区切りをつけて、
 来年の春の vol.2 は、また新しく何か次につながるようなことができたらなあと、考えてます。
 漠然とではありますが。





 
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おつかれさまでした。

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 そうそう、土曜の「灯しびと」では、ふくらすずめ のパンも買えたのだった。
 残り30個ほどなので、並んでもなくなってしまうかもしれないと言われたのだけど、
 せっかくのお客さんモードなので「列に並んでみたい!」とどきどきしながら並んでいたら
 最後の最後に残っていた黒糖バターサンド(あってる?)をひとつだけゲットできたのだった。
 うまかった。
 看板もチェックできたし。

 こちらも制作からもう4年半ほどになるか。
 こうしてイベント出張で使ってもらえるのなら、今さらながら外せる看板にしてよかった。

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 これは当時サンプルでつくったカラー見本。
 送っていただいたすずめのロゴをいろんな紙に白いインクでシルクスクリーン印刷し、
 樹脂に入れいろいろと試したのだった。

 
 とても賑わっていて、あいさつもできなかった作家もいたけど、
 こういうフェアに関してはいくらでもお客さんに来てもらえたらいいと思う。
 お祭りなんで。
 僕らは普段は別の場所でも、もっとしっとりとした展示をしたりしているので(たぶん)、
 そちらはそちらで足を運んでいただいてしっかりと見てもらえたら嬉しいのだから。
 
 
 みなさんおつかれさまでした。





 
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