「もうやりきったー」なんてとても言えないのは、
もう10年以上やり続けて、何万回とやってきたはずの板の制作(これはバケツの底用)
の、おそらくこうすれば失敗を少なくすることができるのではないか、
という方法を昨日思いついてしまったからだ。
きっかけは先週臨時で手伝ってくれた助手さんたちがかなり出来る2人だったので、
試しに FRP の張り込み作業をさせてみたことによる。
時間もなかったし、いきなり経験させるという無茶なやり方だったけど、
これまで自分がなんとなくやってきたひとつの作業をかみ砕いてふたつに分けて教えてみた。
そしたら昨日、あらためて自分でその作業にさしかかったところ、
一度解体したそのふたつの作業を、今までとは違うやり方で
あらためて身体が再構築してひとまとめにしてやってしまっていたので驚いた。
これまでより1.5倍の手間はかかるけど、失敗の数が半減するんじゃないかな。
失敗は「時間+材料費+処分代」になるので、これは大きい。
時間をかけてもより丁寧につくっていくのは結局はこの先の指針でもあるので。
ひとりでやってると「こういうもんだ」という決めつけに陥りやすい。
おまけに長くやってると凝り固まってくる。
いつも柔軟でありたいですね。
制作は相変わらず進んでないし、
2、3日前から少々風邪気味だったのだけど、嬉しくてちょっとふっとんだ。