今週のゴールデン・グローブ賞では
『6歳のボクが、大人になるまで。』が 3部門受賞。(作品・監督・助演女優)
これも見逃せない1本だったので、正月のうちに観に行っておいたのだった。
(この映画の何がすごいかは調べてね)
ところが、
主人公の成長を追ううちに自分の子ども時代や、思春期や、家族のことなど
ついつい思い出されて、上映中にふっとそっちに何度か思考が飛んでしまい、
あげくの果てにラストカットをぼーっと見逃して、気がつけばエンドクレジット。
同じくリチャード・リンクレイター監督の『ビフォア・サンセット』 のラストが
大好きな身としては(ビフォア3部作の2本目ね)油断したのが悔やまれる。
そちらの主人公でもあるイーサン・ホークが父親役で、ほぼ自分と同世代、
こちらの目線からもかなり楽しめる映画だった。
それから上映中、このお母さん誰だっけ?てずっと気になっていたら
なんとパトリシア・アークエットだった。(『トゥルー・ロマンス』ははるか昔)
今日、アカデミー賞にも助演女優賞にノミネートされてたのでこっちもいくか。
(ライバルはローラ・ダーン…ただの勘で。)
それにしてもイーサン・ホークは映画デビュー作である『エクスプロラーズ』からして
中学のとき映画館で観ているし、(何かの同時上映だったと思う)
高校時代に『いまを生きる』、大学時代に『リアリティ・バイツ』ときて
その後は上記『ビフォア…』シリーズとか人生の要所、要所で代表作を見てきているせいか、
すっかり年の近い親類的感慨の湧く俳優になりつつある。
『エクスプロラーズ』は早世したリバー・フェニックスともうひとりの子の3人で、
宇宙へ飛び立つまでがものすごーく面白かった記憶がある。
後半の退屈さも忘れない。(今度30年ぶりに観てみよう)
ちなみに昨日はリンクレイター監督の『スクール・オブ・ロック』を久々に借りてきて、
バカ笑いしながら観て、不覚にも泣いてしまった。
そしたらこれも最後ジャック・ブラックが、飛んだ。
ちょっとこの1週間、考える仕事が多くて頭から湯気がでそうだったので
だいぶほぐれた。