3月末と前ふりと
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 あっという間の月末。
 中日は阪神に開幕3連敗スタート。(でも思ったとおりそんなに悪くない)
 選抜高校野球も気がつけば明日は決勝。(気持ちは東海大四)

 こちらはといえば無事終えられた仕事も、またしても持ち越した仕事も、
 ようやく始めることができた仕事も、まだ手すらつけられていない仕事もありますが、
 来月も引き続きよろしくお願いします。
 とにかくがんばります。

 それから、アトリエ展 vol.2 、物理的に詰めていくと、
 6月の展示も困難になってきた…
 という前ふりだけはしておきます。
 思えば昨年末に実現したアトリエ展も、当初は桜のこの季節にやるはずでした。
 7月に延期か、秋への大スライドもあるかもしれません。
 次の週始めには決断いたします。

 
 女木島の9月からはちょうど半年くらいたちましたねえ。





 
notes
monday
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 昨年は近所のここの桜も見納めかな、と思っていたからか、
 自分の中でなんとなくありがたみみたいなものがアップしたのだろうね、
 今年も素直にこの季節を楽しんでいる自分がいる。

 明け方にウォーキングしているおじちゃんおばちゃんたちの足取りも
 どことなく軽やかに見える。

 月曜の朝って気持ちが仕切り直せるからいい。
 今日みたいに雨あがりで、これから日が差してくる感じだとなおいい。
 
 

 

 
notes
マイサイン
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 進行中の岐阜の物件の試作がてら屋外防水仕様構造で自分のアトリエ用のサインを
 つくり直してみた。

 自分のなので気軽に作り始めて、出来てみたら、ここはこうすりゃよかったとか
 いろいろ出てきたが、そのへんは現在制作中の本番で生かしたい。

 あんまり最初から決めつけすぎると、かえって面白い変更を見逃すし、
 そこでおきる偶然も臨機応変に楽しめるくらいのものづくりがちょうどいい。
 自分があえてやる意味はそこにあると思うのだ。

 こんな天気のいい週末は、臨機応変に
「ええい、今日は仕事やめて花見に行って昼間っから飲むかー」
 といきたいが、なかなかそうはいかないのが現実。

 
 プロ野球も開幕。
 昨日の中日は…負けました。
 ただ、今年は巷で言われてるほど悪くないんじゃないかと密かに期待している。





 
making
小さな図書館
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 あまりにも天気が良くて気持ちいいので、
 今日の午前中、少し作業の手を止めて調べものがてらちょっと近所の図書館へ。

 アパートとアトリエの行き来の折には必ず通るこの小さな図書館が見た目もサイズも
 僕は大好きだ。
 本の在庫数も少ないし、駐車場は大きな木が植わってて停めにくくて、
 むしろ不便なくらいだとは思うんだけど、そこがかえってとても落ち着くのだ。
 こういうほどよい規模のものってとても大事な存在。

 でも、先日自転車で瑞穂運動場方面を久々に通ったら、工事中だった広い敷地に、
 ぴかぴかの施設が完成していて、しかもよくみたら「瑞穂図書館」と書かれているではないか。
 さらに「瑞穂小劇場」の文字も。
 まったく知らなかったけど、この夏に移転なのだそうだ。
 きっと便利になるんだろうなあ。
 きれいで、本もいっぱいあって。
 それはそれできっと適応してしまう自分にも想像がつく。
 
 ただ、この春はこの場所にあるこの図書館の最後の2か月にこまめに通うことになりそうだ。

 図書館が近くにあるってなんか幸せだったりする。
 








 
notes
桜はまだ蕾
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 また少し肌寒くなったけど、気持ちの良い天気が続きます。
 
 今朝の近所の山崎川の桜はこんな具合。

 毎年この時期に弟子入りに来ていたHさんも、この春から芸大生。
 山形でひとり暮らしが始まるようで先日電話で話したら少々弱気な発言も。
 でも、高校1年で新潟から夜行バスに乗って、知らない土地へ来て、
 一人で寝泊まりして毎朝アトリエに通ってきてたガッツがあるくらい。
 全然大丈夫でしょう。

 結局たいして何も教えられなかったけど、
 肝心なことはこれからいっぱい学校で学んでほしい。
 (作家ってたいへんそうだなあってのは十分わかったかも)

 
 しかし我々も負けてられませんね。





 
notes
至福の瞬間
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 考えてみれば、たいがい出来あがったものはすぐに納品してしまうので
 在庫らしい在庫なんて持てた試しがなくて(つくるの遅いから)
 たまたま納品のタイミング待ちの関係でここ数日間アトリエにいる
 自分のつくったテーブルランプを眺めることができている。


 そしたら次の個展のイメージがだいぶ浮かんできた。
 いちばんの至福のとき。
 すぐ消えてしまうかもしれないけれど、
 原点にかえる瞬間。




 
notes
詰まりもとれてすっきり
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 雨漏りの件で午後から業者の方がみえる。
 休日出勤だろうにご苦労様である。
 こちらは徹夜ではないが、仮眠後深夜2時起きで大掃除の続きがんばった。
 土嚢(のう)袋20個ぐらいごみがでたのでついでに週明け産廃屋さんに持っていこうと
 朝の6時ごろアトリエ前の細い道の端に車を停めて積み込もうとしたら、
 ちょうど隣のスーパーの納入トラックと時間が重なった。
 配達の運ちゃんと「通れる?」なんて穏やかにやりとりしてたら
 スーパーのおやじがしゃしゃり出てきて
「ここ一通だぞ!」なんて言ってくるから荷物積みやすいように向き替えて停めただけなんで
「うん、知ってるー」て返したら「知っててあんた」ってさらに絡んでくるから、
「あのう、そこの者なんで、ちょっと荷物をー」って言ったら、そりゃ、お互い様だから
 すっと引っ込まれました。
 切れ味のいいカードを2枚ほど隠し持っていたのだが、
 朝からシュールなトラッシュトーキングせずに済んだ。

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 で、結局業者の方来たとき、8割がたしか掃除済んでいなくて、
 そしたら原因の場所は残した2割の場所だっていうもんだから、申し訳ない
 粉まみれになって、配管の通った覗き扉、懐中電灯で覗き込んでこんでくれてました。
 これは考えが足らんかったなと、
 次の雨の日こちらで漏れ具合をチェックできるように点検個所を伝授してもらった。
 いやしかし、何かあったときにメンテしやすいつくりって大事だなあ。

 さらに屋上からの雨漏りの可能性もあるらしく、上がったら、たしかに排水カバーが
 詰まってて、なるほど、こんなとこずうっとほったらかしだよなあと、
 その後ついでに掃除させていただきました。
 天気も良くって屋上での作業は気持ちよかった。
 最近アトリエと仲悪かったかもなあ、と少し感傷に耽る。
 ほどよく汗もかいて、今日はちゃんとお風呂入りに帰ろう。
 ということで、本日の制作時間ゼロ…なんて幸せは許されないので、少し残業。
 まあでもこれで明日からまたがんばります。





 
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これいったんきれいにしたらちゃんと後片付けの時間も確保しよう、今後。
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 ここのところ雨が降るとアトリエの建物1階の薬局の天井から雨漏りがしているそうで
 見に行ったところたしかに上はうちの11号室(樹脂部屋)にあたる。
 明日、業者が見に来るというので一件納品を終えたところで急遽午前中で作業を中断、
 大掃除を始めた。
 が、ここのところぶっ続けで作業していたのですごい状態で、今日はこれ、夜な夜なかかる。
 昨年末のアトリエ展直前を思い出した。
 いったんきれいにして、頭ん中も整理しなさいって言われてるようだ。
 建物ももう少しもってくれ。 


 うちの3代目R2(アールツー)は、3本タイヤになってからも、
 年々目詰まりの間隔が短くなりながらも、かれこれ8年くらい使えている気がする。
 たいしたものだ。
 あ、ただの掃除機のこと。

 
 ♪バルドー、ブランドー、ビリー・ディー演じるランドー※ ってとこ、よおくわかった。
 あ、先日のアカデミー賞のオープニングのこと。(2/24の記事参照)
 
 ※
 バルドーはもちろんフランスの女優ブリジット・バルドー。
 このポスターは1956年の『素直な悪女』、のアメリカ版か。
 ブランドはマーロン・ブランド。
 ポスターは1954年の『乱暴者』。
 ランドは『スターウォーズ』でビリー・ディー・ウイリアムズが演じたランド・カルリシアン男爵。
 もう77歳で新シリーズにはさすがに出演しないか、と思ったら2部と3部に出るらしいぞ。

 
 しかし、ありがたいですね。
 ここに書いたらいつも展示に来てくれる大阪のお客さんが助け舟を出してくれて、
 おかげで先日のアカデミー賞の日本語訳での答え合わせをすることができました。
 気分があがっておおいに制作の助けになっている。
 Oさん、ありがとう。





 
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制作ノートの復活
 
 今春を予定していた アトリエ展vol.2は6月に延期になっております。

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 ちょうど2年間ほどやめていた制作ノートを
 この3月一日(いっぴ)からまたつけ始めた。

 アイデアノートの方とは違って、こちらは現実的な作業時間と、作業工程、
 制作中の各作品の寸法から、その日の気温や湿度、失敗内容から改善点などまで
 自分なりにではあるが綿密に記されている。

 が、自由な作品をつくるにあたっては、
 どうもこれに束縛されているような気がしていたので、あえて中断していた。

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 結論からするとこれはやってたほうが良い。
 ひとつは FRP の性質にもよる。
 段階的な制作手順を踏むため常に複数の作品との同時進行だから。
 ふたつめは自分がとことん未熟だから。
 客観的に見る手段にもなるので。
 
 この2年間、それを補てんするように存在していたのがこのブログなのだと思った。
 これも続けたほうが良いと思っている。
 こちらはどちらかというと制作にハリとリズムが生まれるから。

 
  


 
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ひとつずつ
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 Nさんの小さなデスクライトは 2013年に受けた仕事なので、
 まるっと2年かかってしまった。
 最大の要因はパーツが多く手間がかかりすぎる割にたびたび失敗するため、
 その後自分がすっかりデスクライト恐怖症になってしまったこと。
 この間個展やクラフトフェアへの出展、工芸祭の制作などに追われ
 なかなかまとまったリハビリ(とあえて言う)の時間がとれぬままきてずるずると。

 で、昨年末のアトリエ展のおりになんとか克服して立ち直ったはずだったのだが、
 白い土台の今度は紙を入れて変色させることがうまくできなくなり、2か月経過。
 さらにその問題もようやく理屈がわかりクリアして、さあ出来たぞ、と配線していたら、
 ばかみたいなイージーミスをしてしまい手直しするタイミングを逸しさらにひと月経ち、
 3月も半ばも過ぎた一昨日、ようやく完成し無事送り出すことができた。
 
 一報したら「好きなものを待つのは気にならない」と言っていただけてとても救われた。 
 タイミングさえよければひと月で手に渡る人もいるのに、(個展やクラフトフェアなら一瞬)
 ほんとうに申し訳ないと思いつつも、何度も何度も手をかけたこともあって
 最後はお嫁にやりたくないなあという気持ちになったりした自分を深く反省。
 とか言ってまた2、3年後とかに「旦那が落としちゃって」などという理由で
 帰ってきた子をブツブツ言いながら修理するのもありだなあ…

 さあ、あとのものもひとつずつ進めていくぞ。
   


 

 
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