待っている大掃除
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 今の制作が終わったら、この春からの分の大がかりな片付けと掃除が待っている。


 いろんな意味で自分も、アトリエも、とっくに容量の限界に達している。
 あっという間の今年前半最終日。
 先を見据えつつ後半戦に臨みたい。




 
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M との遭遇
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 やいちさんの仕事でお豆腐屋さんの看板を制作中。

 が、先週いっぱいであげてなければいけない仕事です、はい。

 ここまできたら細心の注意を払いつつ丁寧に仕上げるのみ。

 
 M(未知)度の高かった型抜きも昨日の早朝、奇跡的にうまくいった。
 こんなに毎回、Mとの遭遇してていいんだろうか。





 
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NかMか
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 Aという選択肢とBという選択肢があったとする。
 Aはこれまでの通常のやり方で手間はかかるが経験はあるので多少は手慣れてはいる。
 BはAのやり方でやるよりもより出来映えがよくなる…と思われるやり方。
「と思われる」というのはやってみないとわからない未知の部分があるということ。
 場合によっては「リスク」にもなる。
 時間とコストは双方バランスは違うが足せば同じくらい。


 さあ、どちらを選ぶ?


 


 
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14号室
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 梅雨どきで制作時の晴れ間が貴重。
 ソーラー・インパルス 2 も名古屋空港に留まったままハワイに発てずにいて
 ああ、たいへんだなあとニュースを見つつ、天候に関することなので仕方ないよねと思うのだが、
 こちらはそうも言ってられないのであれこれとやりくりしてなんとか制作している。
 
 前制作で使っていたアトリエ廊下スペースなのだが、
 ここ、案外西日が入ってきて夕方の時間まで粘って作業ができるのがありがたく、
 もう少しだけ片付けを待って、仮想の14号室として引き続き使わせてもらっている。
 Hさん、お部屋の前を占領してて本当にすいません。
 もう少しできれいに撤収します。

 あと、このスペースは延びに延びているアトリエ展 vol.2 では
 展示に使う予定なのでお楽しみに。(今秋予定)
 
 明日は一日雨予報なので、月曜から再開したウォーキングも3日坊主にならぬよう
 今日もしっかりやっておく。
 気持ちを萎えさせないためにも秋に向けて体力づくりはしておかねばと思う。
 今年前半はなかなかのだめ人間だったからなあ…
 

 
 

 
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はさみ
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 寸法の定まった一点ものの制作中につき、使う分だけガラス繊維の裁断。

 先月、現場仕事の応援に行ったときのこと。
 ガラスマットの裁断をしようとしたら、
 はさみの切れ味がやたらよかったので先輩の職人に聞いたところ、
 親方がショッピングモールに来ていた砥ぎ師さんにまとめて砥いでもらったらしい。

 僕なんかはすぐに切れなくなることに最初からあきらめ気味で
 100円ショップでプラスチックの柄のものを気軽に買い足してしまうのだが、
(切れなくなったらそれなりに切る対象を使い分けてぽいぽい捨てるわけでもないが…)
 やっぱり裁ちばさみは重みがあって使っていて気持ちがいい。

 子供のころ、洋裁をやっていた京都のおばあちゃん家に遊びに行くと、
 足踏みミシンと型紙、それから雑誌の『荘苑』がたくさん積んであった。
 妹や弟たちと工作遊びをしようと「はさみ貸してー」って言うと、
 子供にはずしりと重くて大きすぎる柄の黒い裁ちばさみが出てきたなあ。
 
 この夏の祖母の七回忌を前にふと懐かしく思う。





 
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たまの休日に蘇生した思い
 昨日の日曜は55日ぶりに全休にさせてもらった。
 
 とにかく仕事絡みのことは何にもしない日をつくった。

 前の晩は夜更かしして、読み始めた本を一気に読破。
 久しぶりに朝、好きなだけ寝て、起き抜けにDVDでだらだらと見慣れた映画の続きを観た。
 雨も止んだ午後から近所のスーパーに買い出しに出たら、
 女子高の体育館から聞こえてくるブラスバンド?の演奏する
 レイダース・マーチ(インディ・ジョーンズのテーマ曲ね)のアレンジが
 とってもゆるーい感じで(あれは木琴かなにかのせい?)
「そうせい(休みなさい)」と言われてる気がした。

 ぼけーっと午後を過ごしたあと、レイトショーの映画を観に行こうと地下鉄に乗って伏見の
 ミリオン座に行ったが、なんとなく今日の気分で観たい映画がなくって、
 結局、今池の百老亭で生ビールを一杯やりながらギョーザとバリそばを食べて帰還。
 その流れが正解だった。

 どこかでまだまだちゃんと休めてなかった先週いっぱいだったが、
 生き返った日曜日。

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 今週のBGMは学生時代に買い漁ったジョン・ウイリアムス トリビュートでもいいかもしれない。
 御大も今年は『スター・ウォーズ』があるからねえ。
 I・J シリーズの中ではこれ。
 スピルバーグ映画では『アミスタッド』なんかも見落とされがちだけどなかなかいい。

 さあ、今日からまたお仕事です。

 



 
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実戦
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 先日の岐南ガレージ、本日岐阜へ赴き、やり残した仕事を完了。
 自分の未熟さを痛感しつつ、
 いろんな人たちの寛容さに救われてる気がした。
 ただただうまくなりたいと思う次第だが、せっかく遊ばせていただいたことは
 いつか大きな何かに昇華させたいと思う。
 実戦てほんとに大事なんだよな。
 

 さておき、10日ほどの予定の遅れをそのままひきずっております。
 6月第4週は近々オープンのお店の看板に専念。
 お待ちのみなさん、さらにしばしのご猶予を。

 
 中日・山本昌(49)も一昨日2軍戦で今季初登板。
 今年のセ・リーグなら、1軍でも。
 
 

 

 
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人のてきぱき、自分の…
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 直径4ミリ程度の樹脂の丸棒を注型してみた。

 これを今制作中のものに実際に使うかどうか、
 最後の詰めのところで問答している。

 
 別件で外注のシルクスクリーン屋さんが早々に仕事をあげてくれた。
 昨日の東急ハンズでは明日になりますって言われるかと思った終わりがけの時間帯なのに
 すっと木型用の木材カットをしてくれて、
 近所のうどん屋では昼の忙しい時間帯でも相変わらず手際がいい。

 自分もこう、てきぱきといかぬものかと思うのだが、
 うどんをきしめんに替えてくれ、という類のものでもないので仕方ないか。




 
 
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ベース踏み忘れ

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 確かGW頃だったと思うけど、イチローが珍しくベースの踏み忘れでアウトになっていたが、
「ええ、なんでー」ってリアクションしてたけど、
 あれは完全にわかっててすっとぼけてるように見えた。

 納期遅れの大失態をしてしまった前回の制作。
 二塁ベースを踏み忘れたまま全力疾走、
 本塁帰還目前で踏み忘れが気になり、
 逆回りに二塁まで戻ってもう一度ちゃんと踏み直して再度ホームに突っ込む。
 6月に入ってからの、例えるならそんな一週間ちょっとだった。
 よくわからないか。

 そんな中、Oさんが土壇場でマイ道具から貸してくれて置いていってくれた
 この「やっとこ」が最後大活躍だった。

 今回もまたいろんな人に助けてもらった。
 次の仕事に取りかかりつつ、自分もようやくクールダウンしてきて
 やっと筋肉がほぐれてきた感じ。
 やっぱり休息は大事だな。
 関わってくれたみなさんにはあらためて本当にいろいろとお世話になりました。


 そろそろ先に進まないとね。





 
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脳内平八
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 映画『七人の侍』の七人の中に、千秋実演じる平八という人物がいる。
 参謀格の五郎兵衛(稲葉義男)が見つけてきた浪人で
「腕は中の下、」とリーダー格の勘兵衛(志村喬)に紹介する。
「しかし正直な面白い男でな、苦しいときには重宝すると思うが」
 冗談好きで深刻になりすぎず飄々とした存在。
 
 その平八、物語中盤、野武士との闘いが差し迫ったほんとうに苦しくなる前に
 ああいうことになってしまい、愕然としてしまう。

 その後の最終局面目前でクールな剣客久蔵(宮口精二)があえて
 百姓たちの緊張を解くために冗談を言ってみせ、リラックスさせようとするところは
 平八の影をどこか感じさせてぐっとくる。

 苦しいときにはいつも脳内の平八を駆り立てたいものだ。


 ちなみに近所に平八という小さな居酒屋がある。
 この地に来て13年、まだその暖簾をくぐったことはないが、
 今度勇気を出して行ってみたいと思う。

 あと、甥っ子の顔がどうも千秋実に見えるのは内緒にしておこう。




 
 
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