再三のお詫びとお知らせ
 

 年内12月の開催をめざして制作しておりました
『アトリエ展 vol.2』ですが、
 来年に延期させていただきます。



 何度目かの延期、楽しみにお待ちいただいたみなさんには
 たいへん申し訳ありません。
 これまでの延期はおもにまとまった制作時間がとれないことによるものでしたが、
 今回は多少なりとも実際に制作を進め始めてのもの。
 手を動かしているうちにこのアトリエでの最後の展示をより充実したものにしたく
 それにはもうしばらく時間が必要だと判断しました。
 いったん12月を目標にスタートをきれたことがよい結果を生むと思っています。

 なお、会期については来年のいつになるかはまだ未定ですが、
 ここまで進めてきた展示の制作は可能な限りこのまま途切れることなく
 毎日継続していく所存です。
 
 
 次回の開催告知は正式にDM作成後にさせていただきます。
 どうぞよろしくお願いします。 







 
infomation 2
プロトタイプ
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 明日から豊田市にて始まる
 木工ふくなり展 2015 「木の箱・函・匣」 。

 ほんの少しだけですが以前別注でつくらせていただいたシェード部分を
 使った照明も展示されるようです。
 どうぞおでかけください。

 これも以前、森川さんにつくっていただいた木のベースに合わせてつくった小さなランプ。
 まだプロトタイプではありますがせっかくなので展示の足しになればと、
 明日いちばんで持参する予定。





 
around works
よい兆し
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 ずっと合間を縫ってつくっていたものを今日無事受け取っていただいた。
 小さな小さな仕事だったが、そしてなかなかたいへんな仕事だったが、
 それは思った以上に自分に知識と経験がなかったから。
 なのでもっともっと時間をかけて向き合うことができればさらによくなったと思う。
 それは同時に楽しくなってきたというよい兆しでもあるのだが。
 
 そういう環境をなかなかつくれないのが今の自分の、
 いや今年の自分の最大のジレンマだった。
 抽象的な言い方しかできないけれど…

 ちょっとそこのところをよおく踏まえたうえで
 アトリエ展の制作についてもあらためて問い直してみている。


 今日はもうひとつ納品。
 どちらもたいへん美味しくそして温かな対価をいただいて申し訳ないやら嬉しいやら。
 ありがとう。





 
making
がまんできる
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 ばったばったとつくっているものが失敗していく日々…
 FRPって難しい…
 少し金属加工に逃げる。

 といっても金属に関しては穴をあけるかぶった切るか、削るか。
 そんなことしかできない。
 十数年前は自分で下手なりに溶接の真似ごともしてみたけれど、
 大阪での個展の搬入前日の制作でついつい裸眼で直視してしまい、電気性眼炎に。
 あれって数時間後にくるんだよねえ、深夜救急病院に駆け込んだ。
 それにしても高速道路なんか運転していなくてよかった。
 以来ちょと敬遠させてもらっている。
 
 それから現場仕事時代もFRPの仕事でよく鉄工所なんかに出入りしていて
 そのハードな仕事のたいへんさは見てるだけでも実感できるので、
 男子にしては腕っぷしの弱い自分にはとても金属は扱えんなと思ったのだった。

 とはいえ、樹脂の中でもアクセサリーなどの細かい注型ものよりは
 よりハードなFRPでの制作を続けているのは軟弱男子にはちょうどいいからなのだろう、 
 前にも書いたかもしれないがそういう意味では自分の体力にあった素材を選んでいると思う。
  

 師匠たるウディ・アレンいわく
「他のことなら嫌だけど映画のことならがまんできる」
 
 そんな感じである。





 
making
芸の肥やし
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 これもアトリエ展の制作とは別箇。
 でも、うまくいったら展示でも出すかもしれない。

 
 まったく関係ないけど、今年は本当に観たい映画が多い。
 そして実際に大豊作だったりする。
 
 20代のころから観た映画を手帳もしくはノートに5段階評価で★をつけているが、
(当時愛読していた映画雑誌『日本版プレミア』の影響)
 これまで0.5(★半分)単位でしかつけてきてなかったし、
 ★★★★ついたらもう、ふつうにベスト級なのだが、
 今年はあまりにもそれ以上の映画がたくさんなのでさらに+をもちいて強弱つけている次第。
 あいかわらず仕事進んでないけどささやかな糧、いや芸の肥やしなのでご容赦を。
『マッドマックス』も『セッション』も劇場で観れなかったクチなんで偉そうなことは
 言えませんが…。(ちゃんと補正して★つけてます)
 

 でも、11月は、というかアトリエ展始まるまでは映画、DVDは禁止。
 幸い『スター・ウォ−ズ』も『007』も12月公開だし。
 
 さあ、今週もがんばるぞ。

 
 ちなみに日本映画では今年の暫定1位は『百円の恋』。





 
making
壁のコンクリやレジ、よかったなあ。
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 本日もアトリエ展の制作とは別件の仕事を数件ほどやっていたら
 あっと言う間に夕方になってしまった。
 今月中はまだずっとこんな感じ。

 今日友人からメールをもらって気づいたのだが、
 そういえばアトリエ展の日程だけでも、と思っていたのに
 すいません、このブログでもまだお知らせしていなかったです。
 上記の現状でもあり、諸調整、それと「覚悟」が必要。
 月末までにはお知らせします。


 さて、今晩もこれから自分の制作。
 やれるだけ。
 とにかく展示の制作については楽しんでやりたい。

 
 楽しむといえば、Mrs.kitchen の山本さんもブログで書いてみえた。
 一昨日抜け出してお昼食べに行けてよかった。
 あの場所に行くと懲り固まっていたものがほぐれて、
 いろんなものがつくりたくなるから。





 
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初心、
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 というか今年の始めのころの予定をすっかり忘れてしまっていた。
 
 技術的な問題にばかりとらわれ過ぎてると、自分の中でこんなことできるんだぜって
 だけのつまらないものになってしまうからね。
 ちょっと切り替えていこう。

 というわけで当初使う予定だった材料たちをひっぱり出してきて、
 もう一度「どう料理しようかあ」と自分を鼓舞してみる。


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 昨日は午後から必要なものを買い出しに。
 紙屋さん、ハンズ、ホームセンターなどをまわっていたら
 あっという間に時間が経ってしまったが、
 今日もまだ朝暗いうちから制作始めたのにあっという間だった。
 もちろんまだ夜もやれることをやる。
 11月に入れば毎日こんなだろう。
 
 ええと、DMはけっこうぎりぎりになりそうです。




 
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無謀だった。
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 昨日の件、失敗。

 んー、なんか悔しいなあ…

 今日は以上。





 
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続 シリコン
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 先日、友人の作家が材料費についてのあっと驚く面白い話をしていて
 作家のトークイベントなるものは行ってみるもんだなと思ったが、
 僕の場合、何かひとつ新しいものをつくろうとすると
 それが型が必要なものの場合、シリコン代が計上される。

 でもシリコンは大量に買おうと思うとドラム缶単位になるらしく、
 僕程度の生産量の個人作家にはとても使い切れないし、まず買えない。
 で、市販の1キロ数千円ほどで売られているものをその都度買うのだが、
 以前、正確に量ってみたら缶の重さをひいたら中身は800グラムしかなかった。

 さて、本日早朝から何回かに分けて流し込んだシリコンは約400グラム。
 今までやったことのない長さの円柱に流し込んだので、
 ちゃんと抜ける保証はどこにもない。
 もし抜けなかったら、型にしたパイプを真っ二つに切らなければいけないが
 中のシリコンを傷つけずに、は、かなり難しいだろう。
 しかもよりによって分厚い鉄製のパイプを使ってしまった。
 失敗したら時間とシリコン代が無駄になる。
 残るのは経験値のみ。

 あと2時間ほどで(18:00現在)固まりそうだが、
 失敗したときのことを考えると
 そのあとお酒に逃げることのできる今晩にするか、
 気持ちに余裕のある翌朝にするか。
 悩ましいところ。


 本日もおつかれさまです。
 




 
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夜シリコン
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 空気の乾燥具合も、気温も制作にはなかなかいい。
 ただ日が暮れるのがやたら早く感じるこの頃。
 
 今日も出かけたい用事があったのだが、
 天気の良い貴重な日中を樹脂の作業にフルにあててるとなかなか抜け出せない…
 
 ほぼ1年後になった次のアトリエ展、去年の今頃はどうしてたかブログを見てみたら
 まだ9月の女木島での展示の余韻にどっぷりな感じだった。
 いや安心してはいかん、裏ではちゃんとつくってたはず。


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 新たなシリコン型の仕込みもしていかなくては。
 これも以前のだが準備運動のつもりで…
 と、手を動かしてたらいいのを思いついた。
 とりあえず試してみよう。

 シリコン型づくりは日が暮れてもできるから。




 
 

 
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