馬の尾を踏む
2015.11.30 Monday
たぶんこれまで20頭ほどしか生産していないと思われる馬のペーパーウェイト。
長らく(たいへん長らく)お預かりしていた尻尾のとれた修理の子を
先週半ば慌てて完了した。
というのも今年の6月、Yおばの法事で集まったいとこたちが
同日の宝塚記念のゴールドシップ(牡6歳 葦毛)を買っていたらしく
単勝1.9倍の圧倒的な1番人気馬のスタート約10馬身の出遅れに悲鳴をあげていた。
15着惨敗。
まったく気づいていなかったが、翌日ふと見ると預かっていたこの尻尾のない葦毛のお馬さん、
出遅れた宝塚記念のゴールドシップと同じ15番ではないか…
僕のせいであるわけはないが、どうも申し訳ない気がして、
早いとこ修理してあげよう、いやしなくてはと思いつつも
同じお客様のほかの修理のものもあったので夏が過ぎ秋になり…
で昨日のジャパンカップに5か月ぶりに出走するということで修理を終えておいた次第。
今回は12番ゲートだったけどちゃんとスタートは出たぜ。(結果は10着)
父ステイゴールド、母の父メジロマックイーン。
ともに20代半ば、学生時代に大好きだったお馬さん。
やんちゃな個性派も次の有馬記念が引退レース。
15番なんかに入ったりしたら、きっと久しぶりに買っちゃうなあ。
すいません、勝手に競走馬にしてしまったけれど、
馬のペーパーウェイトはクラフトフェアまつもと出展の折に
「松本といえば馬刺しだから」という不純な動機でつくりはじめたのが最初で、
なんとなくさびしいから数字を入れただけ。
でも、それはあくまできっかけ。
大事なのは使ってくださるみなさんの思い入れなんで。
明日から12月。
今日は長引いた看板も完成したし、今年はリセット年。
年を跨いでしまったものも、最近預かったものも各種修理のものはとにかく
年内のうちに終えて発送します。
ちなみに当ブログ。
「HPつくりました」で始まっているけれど、Horse Paperweight とかけてます。
最近だらだら長いな。