お礼のおわび

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 僕のブログ、30%が謝罪で50%が言い訳です。

 実感として。

 

 先月の終わりだったか、

 クラフトフェアまつもとに僕よりも出展歴があり

 活躍している作家の女性と友人を介して

 はじめてゆっくり食事する機会があり

 いろいろ話せてとても楽しかった。

 

 みんなそんなに年間たくさん個展を

 やってるわけじゃないんだとか、

 先の展示の予定なんてそんときどうなってるか

 わかんねえのに入れられねえよ、とか、

 年齢と体力と仕事の兼ね合いのこととか、

 ここには書けないあれやこれやとか…

 あとクラフトフェアが好きっていうのも

 共通項でそこは嬉しかったなあ。

 

 というわけでがんばりすぎた昨年の

 今思えばさらにいちばんボロボロだった昨年末の

 カミヤベーカリーでの個展に足を運んでくださった

 みなさんにはほんとに助けられた思いが強く

 会期中からお礼状を出すつもりでいて

 その旨もブログに書いていたのですが、

 ほんとうにボロボロになったのは年明けで、

 年明けにいただいたご住所をパソコンに打ち込んで

 封筒印刷したところまでは済ませていたのだけれど、

 その後手が止まってしまい…

 

 3か月が過ぎ、さすがにちょっとあきらめてます。

 その労を少しでも先の制作に向けさせてもらいます。

 当面5月のクラフトフェアを成立させられなかったら

 その先もないかと思うので。

 でもあの12月の展示がなかったら

 いろんな意味で今年はなかったと思うので

 ほんとうにそれはもうみなさん

 ありがとうございました。

 今さらではありますが。

 

 まもなく4月。

 

 

 

 

 

 

 

notes
陽気に誘われて

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 昨日久しぶりに帰宅したら、

 まあ、あたりまえだけどこの陽気で

 山崎川がピンク色で埋め尽くされておりました。

 

 部屋が明るいと作業は捗るのだが

 ついついはりきって進めた板の仕込みに失敗。

 2週前くらいの気温のつもりでやってしまった。

 硬化剤を一気に半分の量に減らす。

 

 いまでもたまに板を買って曲げて

 加工するのですかと聞かれることがあるけれど、

 液からです。

 

 それにしてもなにもかもスムーズに運ぶ

 1週間というのはないのかねえ。

 

 

 歩く量は倍に増やしたいところ。

 メンタルのためにも。

 

 

 

 

 

 

 

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傾向

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 デスクライト3つ。

 それぞれ一昨年、昨春、昨秋分のもの。

 まもなく完成します。

 長らくお待たせしてしまいました。

 

 言い訳をさせていただくならば、

 数年間つくってない昔のバージョン2つに

 色違いの別注ひとつ。

 

 今残っているモノもふくめて

 こうして並べてみるとそれなりの傾向が…。

 今後お受けするときに今まで以上に

 慎重にするようにします。

 

 よく調子に乗ってついなんでも受けてしまうと

 誤解されているんだけど、それでも

 できないものはできないと、

 お断りさせていただいてることの方が多いのです。

 そういうときは本当にごめんなさいね。

 

 

 

 

 

 

 

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日曜のいちばん風呂とハリー・ディ−ン・スタントン

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 日曜の4時過ぎの川澄湯は混みあっている。

 ほとんど70歳以上(推定)のおじさまたちが

 入念に身体を洗い、ひげを剃り、

 熱い湯船に浸かり、泡風呂に入り、

 あるものはサウナに入り、冷水に入り、

 子供の頃から自分はいまだにおっかなくて

 太ももまでしか入れない電気風呂に

 躊躇なく肩までどっぷり浸かる。

 ただし洗う髪は少なめ。

 そこには人生の年輪とともに

 長年積み上げてきた作法ともいうべき各々の

 ルーティンの一部を垣間見ることができる。

 うっかり昨日みたいな天気のいい日の明るいうちから

 銭湯に行ってしまうと常連にして熟練の猛者から

「なんだこの若造」という心の声が聞こえてきそうな

 妙なプレッシャーを感じてしまうのだった。

 

 そんな老人の渦から脱出してさっぱりとした気分で

 地下鉄に乗って買い出しに出た昨晩は、

 これまた昨年亡くなり、

 これが遺作となった偉大なバイプレイヤー、

 ハリー・ディ−ン・スタントン90歳の

 ”老人”主演映画『ラッキー』を観賞。

 正直退屈な映画かなとあまり期待していなかったのだが、

 冒頭から生物としての彼の身体、それから表情に釘づけ。

 

『パリ、テキサス』を始め、彼の仕事の一端は

 エンドロールで流れるすてきな曲の歌詞を見てもわかるが、

 自分にとっては『エイリアン』のブレット。

 だから、ダラス船長:トム・スケリットとの今回の絡みの

 シーンはそれだけでかなり満足だったのだが、

 さらにその後思ってもなかったシーンがあって感涙。

 スクリーンを出るとき花粉症のふりをしてしまったよ。

 あまり情報を入れずにとりわけ竹中直人の

 推薦寸評を読んでなくて本当によかった。

 

 今回俳優として出演もしてる

 デビッド・リンチの映画では

『ストレイト・ストーリー』が大好きだが、

 最後だけ出てきて佇まいだけでもってく主人公の老人

 (リチャード・ファーンズワース)のお兄ちゃん役の

 存在感はやっぱり大きかったよなあ。

 若者には『アベンジャーズ』で

 落下したハルク(マーク・ラファロ)のシーンに

 カメオ出演しているおじいちゃんがこの人だ。

 

 ※ 音楽についてはあえて触れないけれど、とてもいい。

   写真は4年前のドキュメンタリーのサントラCD。

 

 

 とにかく生きよう。

 そう思えた。

 

 

 

 

 

 

 

notes
温度を上げて

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 今日は昨日よりも気温が高く

 さらに週中は初夏の陽気になるとか。

 

 クラフトフェアまでちょうど2か月。

 本腰を入れて制作を開始せねばならないが、

 まだまだ前年以前案件多数制作中で

 周辺準備においては猫の手も借りたい状況。

 そんななか昨日は先月に続き

 助っ人工場長T夫人(H嬢あらため)の視察兼ヘルプ。

 月いち程度とはいえサポートしてくれるのは

 本当にありがたい。

 

 ちなみに新婚の彼女が言うには

 うちに手伝いにくるようになって4年、

「他人を許容するという免疫力がついた」そうな。

 それってなあ…

 実益があるのはなによりだけど。

 

 クラフトフェアの4日後、楽しみにしております。

 結婚式なんてずいぶん久しぶり。 

 

 こちらも制作の温度をあげて。

 

 

 

 

 

 

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ブラケット

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 壁付け案件続く。

 もう6、7年前なのだけど西荻窪のりげんどうで

 つくった壁付けのランプは

 たぶん純粋に壁付け用に特化してつくった

 数少ないランプ。

 とても小さいのだけど自分でもとても気に入っている。

 

 で、「ブラケット」の要望に対して打ち合わせの際に

 これ(の写真)を見せたら店主のどんぴしゃだったよう。

 そうかこれもブラケットっていうんだ。

 果たして実用度は一切ないので、

 ひとまずはサンプルとして再制作してみている。

 たとえ今回使えなくとも自分で欲しいので

 やっておく価値はある。

 

 

 おかげさまである程度集中し続けても

 頭痛やらめまいやらをしなくなってきた。

 いい兆候。

 

 

 

 

 

 

 

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ショートシャフト

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 壁付仕様のためシャフトは短め。

 台座側面は濃紺+淡灰の紙2枚重ねは同じだが

 今度はノンウェットでやり直した。

 この方がメリハリが出ると思う。

 迷ったら時間がかかっても

 とにかく実践あるのみ。

 こうして感覚をまた砥いでいくしかない。

 あとは実際に設置してフィットしてくれるといい。

 

 とにかく雨上がりの今日の晴天のように

 気分は晴れた。

 

 晴れたから少し滞っていた

 ペンダントシェードも本腰入れて再開する。

 

 

 軸は短くとも今は少しずつでも

 自分を回転させないとな。

 

 

 

 

 

 

 

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22.5

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 やはりブログを書いていると

 たとえ制作が遅々として進んでいなくとも

 なんとかモチべ―ションを保てている。

 

 先日今日で72歳になる母と行った

 ショッピングモールで

「これ軽くていい」と気に入っていた

 白のスニーカー。

 あいにく22.5のサイズがなく他の靴屋も

 見て回ったが、パートで履く用なので

 値段の高いメーカーのものも、それから

 マジックテープが楽だというので紐のものも却下で

 かわりのものは見つからず。

 母が帰ったあとこのアーノルド・パーマーの

 スニーカーをネットで探したけれど通販はなく

 近辺の同モールをまわったところ幸い2件目でゲット。

 それにしてもこの年にして母親の靴のサイズなんて

 はじめて知った。

 

 一度松本のクラフトフェアを見せたいと

 思っているのだが、今年はどうかな。

 

 ちなみに傘立ての制作を検討中も、

 まだまだやり残し多し。

 5月なんてもうすぐだな。

 

 

 

 

 

 

 

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漢字の「愚図つく」は当て字だそうな

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 デスクライトを壁掛け仕様に。

 さすがに過去2つしか、

 それもここ数年やっていないかったので

 取り付け方法をもっとうまくできないかと

 いろいろ悩みながらやっていたら

 ズルズル。

 

 シェード部分も普段のプレーンのものより

 少し大きいほうがいいのではないかという気がし、

 思えば1月から新たな型をつくったりして

 試してみたが結局普段のサイズに落ち着いた。

 どこかで作品にして使わないとなあ。

 

 とりあえずはこの雨を生かして紙の変色を狙う。

 壁の色に合わせたグレーの台座をつくってみる。

 が、出来てみるとこの色は壁に近すぎるかと

 思えてきた。

 うーん…

 

 今日の雨のようにぐずついている。

 

 

 

 

 

 

 

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スタイル?

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 週末は午前の作業を終えたあと多治見へ。

 百草の展示に駆け込んだあと、

 やはり多治見での一昨年からの案件の打ち合わせを終え、

 昨年つくったメニューボードの使用感を

 見たくて夕方同じく多治見の hinatabocco へ。

 この仕事を始めてからケーキや喫茶に

 まつわるお店ととても縁があって、

 いろんな仕事をさせてもらってきているけれど、

 15年以上前に作品を買ってくれているのは

 さすがにここの店主くらいだろうか。

 

 

 それにしてもあらためて思うに

 みんなものの見事にそれぞれ違う。

 味もセンスもお店の空間も。

 そこがまたたまらなく面白かったりする。

 

 

 大事なのはスタイルだろうか。

 年中迷走してる自分としてはとてもアタマが痛い…

 

 

 

 

 

 

 

notes
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